火災保険に加入する場合に注意したい3つのポイント

複数の火災保険に入っても意味がない

自宅という財産価値を守ろうと考える場合は、火災保険に加入することになるでしょう。火災保険に入っていれば、火災による損害はもちろん、契約内容によっては風水害や落下物による損害もカバーできるでしょう。しかし、火災保険は生命保険と違って損害保険ですので、何かあって場合にもらえる金額は損害額までです。つまり、複数の火災保険に加入したとしても、損害発生時にもらえる保険金は増えず保険料だけ多く払うことになってしまうことは知っておくといいでしょう。

保険金額を大きくしても意味がない

火災保険からもらえる保険金の最大額は、基本は損額額までです。時価1千万円の家が全焼すれば1千万円、半分の損害であれば5百万円の保険金がおりるという考え方をとっています。そのため、時価1千万円の家に対して2千万円の保険金額を設定しても、最大の損害が全焼の1千万円ですから、余分にかけた1千万円は無意味ということになるはずです。過大に保険をかけても得することはないように制度設計されているのが損害保険の特徴といえるでしょう。

保険金額を小さくすると損害がカバーできない

一方、時価1千万円の家に対して5百万円しか保険金額を設定しなかった場合はペナルティーがある仕組みになっています。このような過少保険の場合は比例填補が適用されます。例えば、家が半分燃えたという場合、損害額は5百万円で保険金額も5百万円ですから5百万円の保険金がもらえそうですが、本来かけるべき1千万円の半分しか保険金額を設定していないので保険金も半分にするというのが比例填補です。住宅の場合は少し制限が緩くなっていますが、自分の加入している保険が過少保険になっていないか確認をする必要があるでしょう。

火災保険は火災による住居や物品の破損、損傷に対して金銭賠償をしてくれる保険商品です。保険としては長い歴史を有する商品です。